株式会社Abitus
株式会社Abitus
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代表取締役
三轮 丰明
三轮 丰明
1995年,Abitus的前身U.S.Education Network设立,公司总部位于新宿。2008年更名为株式会社Abitus。Abitus目前开设有美国注册会计师(U.S.CPA)、美国律师、国际注册内部审计师(CIA)、IFRS(国际财务报告准则)等资格考试的培训课程,并和麻省理工大学开展合作,提供MBA等课程。同时开展面向企业的培训服务以及人才介绍派遣服务等。
PROFILE
代表取締役
三轮 丰明 TOYOAKI MIWA
关于Abitus公司
Q
A
“Abitus”在拉丁语中是“出发”的意思。这个名字包含了我们的美好愿望——希望大家在我们的帮助下,都能通过资格考试,取得相应的资格,开创自己人生的新篇章,开拓自己新的职业生涯。
在事业内容方面,Abitus致力于根据日本的商业人士及社会人士的自身情况,为其量身打造关于获得美国的资格认证、学位等方面的教育方案。公司目前提供美国注册会计师、美国律师、马萨诸塞州大学的MBA网络课程等与美国教育相关的资格及课程。我认为不仅日本,将来以中国为代表的亚洲各国同样也需要这样的课程,所以Abitus也在为开拓中国市场,甚至整个亚洲市场做着准备。
在事业内容方面,Abitus致力于根据日本的商业人士及社会人士的自身情况,为其量身打造关于获得美国的资格认证、学位等方面的教育方案。公司目前提供美国注册会计师、美国律师、马萨诸塞州大学的MBA网络课程等与美国教育相关的资格及课程。我认为不仅日本,将来以中国为代表的亚洲各国同样也需要这样的课程,所以Abitus也在为开拓中国市场,甚至整个亚洲市场做着准备。
Q
A
学生时代,我曾去美国留学过一年。正是那一年的留学生活促使我产生了这种想法。当时我参加了日本文部省(现在是文部科学省,相当于中国的教育部)的一个活动项目,在此期间,我深切地感受到美国教育的优点。美国有着能吸引来自全世界的留学生的魔力,是一个教学品质优良的国家。所以,我当时就下定决心要把美国式的教育推广到日本乃至整个亚洲。
另外,因为并不是所有人都能去美国上大学,所以我想利用IT技术,制定一种大家在日本国内就能取得美国专业资格或MBA学位的方案。
另外,因为并不是所有人都能去美国上大学,所以我想利用IT技术,制定一种大家在日本国内就能取得美国专业资格或MBA学位的方案。
Abitus的公司氛围
Q
A
Abitus是一个国际性很强的公司。Abitus总公司约有50个职员,其中有3个是外国人。这也就意味着,它不是一个“封闭式”的,只有日本人,只关心日本国内市场的公司。并且由于工作的性质,员工们参与的很多项目都与美国相关,这些工作与外国人员工的关系也十分密切,所以公司正在考虑今后积极录用欧美出身的人才。
此外,我们公司的管理层中有很多有海外经验的员工。我自己既有在美国的留学经验和工作经验,也有在北京和香港的工作经验,共有在三个不同文化圈的工作经验。而公司的“二把手”更是在海外工作了19年,而公司中也有很多在美国取得MBA学位的,了解外面的世界的员工。因此,公司的员工在同外国人职员一起共事时,丝毫没有违和感。公司上下都是这样的一种氛围。
此外,我们公司的管理层中有很多有海外经验的员工。我自己既有在美国的留学经验和工作经验,也有在北京和香港的工作经验,共有在三个不同文化圈的工作经验。而公司的“二把手”更是在海外工作了19年,而公司中也有很多在美国取得MBA学位的,了解外面的世界的员工。因此,公司的员工在同外国人职员一起共事时,丝毫没有违和感。公司上下都是这样的一种氛围。
Q
A
从事业和经营的角度来看,我认为我们公司能很好地把握好创新、独特与稳健的平衡。例如:我们最早开始从事其他公司都没有尝试过的事业,并积极同海外的大学展开合作,事实上,我们一直在从事有挑战性的新事业。一般来说,勇于进行挑战的“创业型企业(Venture company)”,通常都要冒很大的风险,创业3年后还能存活下来的企业极少,10年后还能继续发展的更是寥寥无几。然而我们公司自创业后一边不断挑战新事物,同时兼顾稳健的经营,直到今天仍保持着“无借款”、“零欠债”。有了这样健全的公司财政,公司就不会因为一点小风浪就破产。Abitus就是这样的企业:一面开展挑战性的工作,一面稳如磐石地经营。
在中国的发展状况
Q
A
在把美国的教育方案推广到亚洲的过程中,我们遇到了一个障碍,那就是迄今为止我们仅在日本开展事业,所以很多种教材都使用的是日语,而这些教材无法在中国广泛使用。所以公司在今年2月份收购了同行企业的“美国CPA”业务,并获得了相应的教育资源。今后,我们会利用收购的这项资产,在中国开展事业,而现在,我们还为此不断准备着。
我们目前的计划是,与中国的大学合作,提供获取美国注册会计师资格的教育方案,针对有兴趣的学生,我们还会提供“CPA培训+美国硕士留学”的服务项目。此外,我们正在同中国的教育机构通力合作,为想在美国留学期间考取U.S.CPA资格,并在美国就职的人提供服务方案。对中国人而言,一旦取得CPA资格,在美国的就业成功率就会大幅提高。如果有了CPA资格,再会日语的话,将来在日本也能找到不错的工作。如今中国的就业市场形势严峻,我们相信对于中国人来说,美国和日本都是很有魅力的工作地点。我们想帮助这些人,为他们提供更好的服务。
我们目前的计划是,与中国的大学合作,提供获取美国注册会计师资格的教育方案,针对有兴趣的学生,我们还会提供“CPA培训+美国硕士留学”的服务项目。此外,我们正在同中国的教育机构通力合作,为想在美国留学期间考取U.S.CPA资格,并在美国就职的人提供服务方案。对中国人而言,一旦取得CPA资格,在美国的就业成功率就会大幅提高。如果有了CPA资格,再会日语的话,将来在日本也能找到不错的工作。如今中国的就业市场形势严峻,我们相信对于中国人来说,美国和日本都是很有魅力的工作地点。我们想帮助这些人,为他们提供更好的服务。
Q
A
现在在Abitus工作的有3个中国人,他们都会说3国语言。员工如果会英语的话,既可以从事和美国方面打交道的工作,也可以做除中国以外的其他亚洲国家的相关工作,所以,如果懂英语的话,他们的工作范围可以很宽,公司也会很器重他们。
3、4年前,也就是2010年左右,公司录用了一名中国女性员工。她作为公司首个被录用的中国人,在公司工作成绩显著,所以那之后公司录用了第2个、第3个中国人,现在人数正在增加。那位女生当时是应届毕业生,在北京大学上学期间曾赴日留学一年。之后,她到美国的斯坦福研究生院留学,然后通过了在暑假期间的面试,毕业后顺利进入我们公司。
另外的两个中国人,一个是应届毕业生,一个是往届毕业生。前一个男生在中国读书读到大学毕业,然后在早稻田的大学院学习IT专业。后一个男生是转职过来的IT工程师。他先是在中国读大学本科,然后在东京大学读研究生,之后在某大型网络公司从事研发工作,最后进入我们公司。
3、4年前,也就是2010年左右,公司录用了一名中国女性员工。她作为公司首个被录用的中国人,在公司工作成绩显著,所以那之后公司录用了第2个、第3个中国人,现在人数正在增加。那位女生当时是应届毕业生,在北京大学上学期间曾赴日留学一年。之后,她到美国的斯坦福研究生院留学,然后通过了在暑假期间的面试,毕业后顺利进入我们公司。
另外的两个中国人,一个是应届毕业生,一个是往届毕业生。前一个男生在中国读书读到大学毕业,然后在早稻田的大学院学习IT专业。后一个男生是转职过来的IT工程师。他先是在中国读大学本科,然后在东京大学读研究生,之后在某大型网络公司从事研发工作,最后进入我们公司。
对中国员工的期待
Q
A
在我们录用那位IT工程师的男生之前,公司正面临着一个不容乐观的现状——在日本,我们很难找到具备我们所需要的技能的日本人。但是,如果不考虑国籍的话,还是能招到很多优秀人才的。所以我们果断抛弃了“日本国籍”这聘用一条件,录取了那位来自中国的IT男生。在我看来,如今这个时代局限于员工的国籍是毫无意义的,只要是优秀的人才,不管是哪个国家的人,都应该一视同仁、同等录用,否则公司就不会变大变强。
创立公司以来,现在已经是第20个年头了,虽然从3年前我们才开始录用外国人,但是3年前录取第一个中国人,为我们打开了一扇窗。事实证明,果然还是中国人能更好地处理与作为母国的中国有关的工作,而这类工作对日本人而言却力不从心。如果是我们这些日本人去中国进行营业活动和招募活动,通常很难打动人。而中国员工则能够在中国把营业和工作搞得风生水起。我们公司能够与一起共事的中国合作企业建立友好关系,正是得益于中国员工们的帮助。他们作为“牵线人”,一直在为双方亲密友好关系的建立做出贡献。
创立公司以来,现在已经是第20个年头了,虽然从3年前我们才开始录用外国人,但是3年前录取第一个中国人,为我们打开了一扇窗。事实证明,果然还是中国人能更好地处理与作为母国的中国有关的工作,而这类工作对日本人而言却力不从心。如果是我们这些日本人去中国进行营业活动和招募活动,通常很难打动人。而中国员工则能够在中国把营业和工作搞得风生水起。我们公司能够与一起共事的中国合作企业建立友好关系,正是得益于中国员工们的帮助。他们作为“牵线人”,一直在为双方亲密友好关系的建立做出贡献。
Q
A
日本人和中国人在工作方法和风格上还是有不同的。通过观察中国的3名职员可以发现,他们在工作中几乎不闲聊。日本人由于对上班、下班没有明确的时间界限,常会延长工作时间,然而中国的员工在工作时就集中精力工作,工作结束了就按时回家。或许也是由于文化的差异,在我去中国出差的期间,当地会餐的开始时间也比日本早一个小时。下午5点半左右开始,晚上8点结束回家。我觉得,这也可以看出中国以家庭为重的文化传统。听同为经营者的朋友说“中国的员工不加班”,我认为这方面也有值得我们学习的地方,工作的时候加大工作密度,提高工作效率,争取尽早结束工作的态度,是我们日本人必须虚心学习的。
中国学生的录用
Q
A
考虑到将来公司要在亚洲及中国开拓市场,我们希望招录一些中国的人才。同时我希望他们除了懂中文,也要会说日语,另外还希望他们能够熟练掌握英语。会说三国语言的人才特别得少,在日本,这种人才很难找到,也可以说几乎没有。对日本人而言,会中文的日本人通常英语都不怎么好。因此,想要寻求会说三门语言的复合型人才就只能找中国人了。
另外,在我看来,Abitus同日本其他的企业一样,如果仅在日本国内发展,一定会遇到“成长瓶颈”,想把销售额扩大到现在的2倍、3倍是很困难的。也就是说,为了公司的成长,除了开辟国际市场别无他路。对于我们来说,有希望的市场是中国和美国。因此坦白地讲,我们很想在这两大市场寻求发展,并把中国人员工作为顶梁柱委以重任。
另外,在我看来,Abitus同日本其他的企业一样,如果仅在日本国内发展,一定会遇到“成长瓶颈”,想把销售额扩大到现在的2倍、3倍是很困难的。也就是说,为了公司的成长,除了开辟国际市场别无他路。对于我们来说,有希望的市场是中国和美国。因此坦白地讲,我们很想在这两大市场寻求发展,并把中国人员工作为顶梁柱委以重任。
Q
A
对于日本企业而言,录用中国员工的历史尚浅,大家都不知道该如何对待他们。因此,录用取中国人时通常会按照录取日本人的标准来进行,这是一个不容否认的现实。并且把中国人录用进来之后也不会特地为他设计职业发展规划,因此他们进公司后,基本跟日本人新进员工做一样的工作。我觉得现阶段不论哪个行业都是这样的。关于怎样更好地使用外国人员工,老实说,目前连大企业也不是很清楚。现实生活中有很多这样的例子:有的人有幸进入被大家称为“超一流”的大企业工作,但实际上公司要求他做的工作很无趣,所以干了几年就辞职了。坦白地说,我们公司亦是这样,像那种包含精神层面的综合性的支持制度目前还并不是很完善。但是我们跟其他企业明显不同的地方在于员工与经营者之间的距离。我自身就一直很注意自己的管理模式。公司的外国员工都是从其他国家来日本工作的,因此平时我会稍微给予外国员工一些特别的照顾。在公司,我的座位距离大家在10米以内。我希望尽可能多地创造和员工们的接触的机会。虽说如何待外国员工还没有制度化,但我希望将来公司在进军海外市场时,他(她)们能够成为公司的左膀右臂。
给读者的赠言
Q
A
我希望Abitus成为一个“终身教育支援机构”。人一生的学习并不是到大学毕业时就停止了的。日本的大学教育,工科和理科除外,与经济相关的学科,我认为在教学质量上存在很大的问题。简而言之,日本的文科大学生几乎不学习,这就使得日本的学生早已无法在世界舞台上竞争,所以我想把美国的教育项目植入日本。美国的教学质量,很明显超过日本的教育。在Abitus接受教育的人,根据课程的不同年龄层也不一样。CPA的话,多是30~35岁的人,美国的律师课程的话,多是35~39岁的人,MBA之类的多是35~39岁的人。我希望给已经工作的人们提供更多的学习知识和技能的机会。此外,不仅日本需要这些教育支持,亚洲各国也很需要,所以我认为将美国的教育推广到日本及亚洲其他国家是一项十分有价值的工作。虽然现在可能我们做的还不够,还在探索发展的道路上,但我们一定会坚持下去。
Q
A
Abitus创建时虽是日本的公司,但将来变成亚洲的公司、美国的公司也是不错的。当然,公司在美国和中国的业绩若不能有所突破的话,就无法实现这一目标。而一旦这一目标实现了,下一代公司经营者就有可能是美国人,也有可能是中国大陆人,还有可能是中国香港人。我自身也丝毫没有“我是日本人,公司是日本的,所以要怎么怎么样的”想法。
很多的日本企业到今天还是传统的日本企业,无法实现真正地脱胎换骨。Abitus不愿意成为这样的企业,希望能够摆脱传统日本企业的局限性。因此我的目标是把Abitus塑造成一个无论你是哪国人,都能被平等对待,全力发挥自己能力的组织。我们期待遇到能陪伴Abitus一起成长的斗志昂扬的人才。
很多的日本企业到今天还是传统的日本企业,无法实现真正地脱胎换骨。Abitus不愿意成为这样的企业,希望能够摆脱传统日本企业的局限性。因此我的目标是把Abitus塑造成一个无论你是哪国人,都能被平等对待,全力发挥自己能力的组织。我们期待遇到能陪伴Abitus一起成长的斗志昂扬的人才。
采访:西川友邦
编译:唐蜜
编译:唐蜜
校译:周娜、袁野
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代表取締役
三輪 豊明
1995年に前身となるU.S.エデュケーション・ネットワーク設立。本社新宿。2008年に株式会社アビタスに社名を変更する。米国公認会計士(U.S.CPA)、米国弁護士、公認内部監査人(CIA)、IFRS検定講座、マサチューセッツ大学のMBAプログラムなどに関する教育事業を展開し、法人に対しての研修事業や人材の紹介や派遣なども手がける。
三輪 豊明
1995年に前身となるU.S.エデュケーション・ネットワーク設立。本社新宿。2008年に株式会社アビタスに社名を変更する。米国公認会計士(U.S.CPA)、米国弁護士、公認内部監査人(CIA)、IFRS検定講座、マサチューセッツ大学のMBAプログラムなどに関する教育事業を展開し、法人に対しての研修事業や人材の紹介や派遣なども手がける。
PROFILE
代表取締役
三輪 豊明 TOYOAKI MIWA
アビタスという会社
Q
A
アビタスという会社名は、ラテン語で「出発」という意味です。我々が支援している資格の取得を通して、人々の出発点や新たなキャリアを創っていただきたいという想いも込めました。
事業内容としては、アメリカの資格や学位など米国の教育プログラムを現状では日本のビジネスパーソンや社会人の方にご提供するというビジネスをしております。アメリカの公認会計士、アメリカの弁護士、マサチューセッツ大学のオンラインMBAなどのアメリカの教育に関する資格やコースを開講しています。これらは、日本で需要があるだけではなく、アジアの中国を始めとした諸国でも需要があり、中国展開・アジア展開をしようと準備をしているところでもあります。
事業内容としては、アメリカの資格や学位など米国の教育プログラムを現状では日本のビジネスパーソンや社会人の方にご提供するというビジネスをしております。アメリカの公認会計士、アメリカの弁護士、マサチューセッツ大学のオンラインMBAなどのアメリカの教育に関する資格やコースを開講しています。これらは、日本で需要があるだけではなく、アジアの中国を始めとした諸国でも需要があり、中国展開・アジア展開をしようと準備をしているところでもあります。
Q
A
学生の時のアメリカへの1年間の留学が大きなきっかけでした。当時、日本政府の文部省(現在の文部科学省)のプログラムに参加していたのですが、その中で、アメリカの教育の良さというものをつくづく感じました。アメリカというのは、世界中から留学生を集める力を持っていて、教育の品質が高いのです。そんなアメリカの教育を、日本・アジアでももっと普及させようと強く決意しました。また、全員がアメリカの大学に入学できるわけではないので、日本の国内にいながらにして、アメリカの専門資格を取ったり、あるいはMBAなどの学位を取ったり、そういうプログラムを作りたいと思いました。
アビタスの社風
Q
A
アビタスという会社は国際性が強い会社です。アビタス単体では、社員は50人ほどで、その中の3人は外国人です。そういう意味では、ドメスティックな会社ではないと思います。また、仕事柄、アメリカ関連の案件が多く、彼らとの関係も強いので、今後は欧米の方も積極的に採用していきたいと考えています。
加えて、もともとこの会社のマネジメント層は海外経験のある人が多いです。私自身もアメリカでの留学や勤務経験、香港や北京での勤務経験があり、合計3か国での勤務経験があります。会社のNo.2は、海外で19年働いていましたし、他にもアメリカでMBAを取っていたりするなど、外の世界を知っている人たちが多いです。なので、社員の中に日本人ではない方と働くことに違和感がない、そういう考え方が染みついているように思います。
加えて、もともとこの会社のマネジメント層は海外経験のある人が多いです。私自身もアメリカでの留学や勤務経験、香港や北京での勤務経験があり、合計3か国での勤務経験があります。会社のNo.2は、海外で19年働いていましたし、他にもアメリカでMBAを取っていたりするなど、外の世界を知っている人たちが多いです。なので、社員の中に日本人ではない方と働くことに違和感がない、そういう考え方が染みついているように思います。
Q
A
事業や経営の観点から言うと、我々は新規性や独自性と堅実さがバランスよくミックスされている企業であると思います。他の会社がやっていなかった事業をいち早く始めたり、海外の大学との提携を積極的にしていたり、チャレンジングなビジネスをしています。一方で、世の中で言ういわゆるベンチャー企業というと、非常にリスクテイクする度合が高くて、創業後3年後に生き残っている会社はほとんどありません。10年続く会社はもっと数が少ないです。そう意味では、この会社は新しいことをやろうという気質はある会社である一方で、非常に堅実な経営をする会社でもあって、今でも無借金で、借金ゼロでの経営をやっています。なので、少々なことで会社が潰れることはありません。アビタスは、チャレンジングにビジネスを展開させていく一方で、非常に盤石な経営をする、そういう会社です。
中国への進出状況
Q
A
アメリカの教育プログラムをアジアにも広げていくという中で、今までは日本だけで展開をしていたので、いろんな教材類で日本語を使っています。しかし、それでは使い物にならないので、今年の2月に同業のアメリカのCPA関連のビジネスを買収して、教育コンテンツを入手しました。買収した資産を今後、活用することで中国に展開していくという方向で、今は準備を進めているという段階です。
現在計画しているのは、アメリカの公認会計士資格を取得するためのプログラムを中国の大学と組んで提供するというスキームです。また、希望される方にはアメリカのマスターの留学を組み合わせるということも考えています。アメリカにいる間に、本国アメリカでCPAの試験の受験および、アメリカでの就職を目指すというプログラムを、中国の教育機関と手を組んで提供していく準備をしています。中国の方にとってはCPAを取得することによって、アメリカで就職する、もしくは日本語ができる方は日本でも就職をするという道が大きく開きます。それは、今中国の就職のマーケットは厳しい状況でもありますし、今後中国の方が働く場所としてのアメリカ・日本というのは非常に魅力のある勤務先であるという確信もあります。それを手助けしたいとしっかりと進めていっています。
現在計画しているのは、アメリカの公認会計士資格を取得するためのプログラムを中国の大学と組んで提供するというスキームです。また、希望される方にはアメリカのマスターの留学を組み合わせるということも考えています。アメリカにいる間に、本国アメリカでCPAの試験の受験および、アメリカでの就職を目指すというプログラムを、中国の教育機関と手を組んで提供していく準備をしています。中国の方にとってはCPAを取得することによって、アメリカで就職する、もしくは日本語ができる方は日本でも就職をするという道が大きく開きます。それは、今中国の就職のマーケットは厳しい状況でもありますし、今後中国の方が働く場所としてのアメリカ・日本というのは非常に魅力のある勤務先であるという確信もあります。それを手助けしたいとしっかりと進めていっています。
Q
A
現在、アビタスには3人の中国人が勤務しています。3人とも3か国語が話せます。英語ができればアメリカ向けの仕事もできるし、あるいはアジアの中でも中国以外の国も任せることができるので、英語もできてくれると仕事の領域が広がるので、非常にありがたいです。
3・4年前頃の2010年くらいに、一人の中国出身の女性を採用しました。その方が初めてのケースとして大成功だったということで、2人目3人目と今、人数を増やしつつあります。その方は新卒で、北京大学に在学中に1年間日本の大学に留学しました。その後、アメリカのスタンフォードの大学院に留学して夏休みに面接し、卒業後に晴れて入社しました。
残りの2人は、1人は新卒、1人は既卒での入社でした。もう1人の男性は大学までは中国で、大学院が早稲田でIT専攻です。もう一人の男性は転職で、ITエンジニアの方です。大学は中国で、大学院は東大でした。某大手オンラインの会社で開発をした後に入社していただいたという経緯です。
3・4年前頃の2010年くらいに、一人の中国出身の女性を採用しました。その方が初めてのケースとして大成功だったということで、2人目3人目と今、人数を増やしつつあります。その方は新卒で、北京大学に在学中に1年間日本の大学に留学しました。その後、アメリカのスタンフォードの大学院に留学して夏休みに面接し、卒業後に晴れて入社しました。
残りの2人は、1人は新卒、1人は既卒での入社でした。もう1人の男性は大学までは中国で、大学院が早稲田でIT専攻です。もう一人の男性は転職で、ITエンジニアの方です。大学は中国で、大学院は東大でした。某大手オンラインの会社で開発をした後に入社していただいたという経緯です。
中国人社員への期待
Q
A
ITエンジニアの方を採用したいときに、日本人だと欲しいスキルセットがある人材はマーケットには少なく、採用出来ないというのが現状です。しかし、国籍を外して考えると、非常に優秀な人が採用できます。もはや国籍にこだわっている時代ではなくて、優秀な人であればどこの国の人であっても分け隔てなく採用していくということにしていかないと、会社が強くならないと思います。
会社を作って20年目に入って、外国人、日本から見れば非日本人を採用したのは、たった3年前ですけれども、初めてそういう窓を開けたというのはとてもよかったと思っています。やっぱり、中国出身の人ということになると、母国である中国との関係の仕事で一番力を発揮しやすいです。日本人では限界があります。例えば、我々日本人が中国に出て行って営業活動・募集活動をやってもなかなか懐に入って行くことは簡単ではありません。そういう点では自分の国である中国での営業活動やオペレーションをする上では、非常に力を発揮してくれています。一緒にお仕事をしている中国系のパートナー企業さんとも仲良く良い関係ができているのは、中国人社員の方々のおかげだと感じています。パイプ役になってくれて親しい関係づくりに貢献してくれています。
会社を作って20年目に入って、外国人、日本から見れば非日本人を採用したのは、たった3年前ですけれども、初めてそういう窓を開けたというのはとてもよかったと思っています。やっぱり、中国出身の人ということになると、母国である中国との関係の仕事で一番力を発揮しやすいです。日本人では限界があります。例えば、我々日本人が中国に出て行って営業活動・募集活動をやってもなかなか懐に入って行くことは簡単ではありません。そういう点では自分の国である中国での営業活動やオペレーションをする上では、非常に力を発揮してくれています。一緒にお仕事をしている中国系のパートナー企業さんとも仲良く良い関係ができているのは、中国人社員の方々のおかげだと感じています。パイプ役になってくれて親しい関係づくりに貢献してくれています。
Q
A
働き方やスタイルが日本人とは違うというのは、挙げられます。中国出身の3人を見ていると、仕事中に無駄口はあまりないです。日本人はオンとオフがぐちゃぐちゃで、勤務時間が長くなりがちなのですが、中国人の働き方を見ていると仕事するときは仕事に集中して、仕事が終われば帰宅します。ただ、それは文化的な違いもあって、中国に出張した際にも現地での会食の開始時間は日本に比べて早いです。17時半頃に始まって20時には終わって、家に帰ります。そういう意味では、家庭を大事にするという文化が根底にあると感じています。中国出身の人は残業しないと、経営者仲間から聞くのですが、見習うべきところもあって、働くときには密度を高くして働いて、効率を上げてできるだけ早く終わらせようとする姿勢を我々日本人は学ばないといけないと思います。
中国人学生の採用
Q
A
これからアジア展開・中国展開を考えているので、中国出身の方にぜひ入社してもらいたいです。そういう中で、中国語に加えて日本語ができるというのは大きな前提だと思いますが、もう一つは英語ができてほしいです。トリリンガル人材は意外に少なくて、日本人でトリリンガル人材を探すのは相当大変、というかほぼいません。日本人の場合で言うと、日本人の中で中国語ができる人は意外と英語ができません。トリリンガル人材を見つけようとすると中国人になるのです。わたしどもの会社の3人いる中国人は、全員3か国語ができます。英語ができればアメリカ向けの仕事もできるし、あるいはアジアの中でも中国以外の国も任せることができるので、英語もできてくれると仕事の領域が広がり、非常にありがたいです。
また、アビタスという会社もほかの日本の企業と同じように日本の国内だけでは成長の限界があると思っています。今やっているビジネスだけで売り上げを2倍3倍にするのは難しいです。そういう意味では、会社を成長させるためには国際展開をしないと道がないと思っています。我々にとって有望な市場というのは中国とアメリカなのですが、そういう中で会社が発展をする上で、その中核として支えてほしいというのが正直なところです。
また、アビタスという会社もほかの日本の企業と同じように日本の国内だけでは成長の限界があると思っています。今やっているビジネスだけで売り上げを2倍3倍にするのは難しいです。そういう意味では、会社を成長させるためには国際展開をしないと道がないと思っています。我々にとって有望な市場というのは中国とアメリカなのですが、そういう中で会社が発展をする上で、その中核として支えてほしいというのが正直なところです。
Q
A
日本の企業にとって、中国人社員を採用するというのは、まだ歴史が浅くて、どう扱っていいのか、みんな分からないと思います。したがって、採用プロセスも日本人と同じ枠で同じプロセスを歩ませているのが現実です。採用した後のキャリアも確立されていないので、日本の新入社員と基本的に全く同じ仕事をさせます。業種を問わず今はそうなっていると思います。どう活かしていいのか、大企業も正直わからないというのが今の姿です。世間でいえば超一流といわれる会社に就職したが、実際にやらせてもらえる仕事が面白くない、というので数年でやめてしまうというは現実に起きています。私どもも、正直なところ、そのようなメンタル面も含めた総合的なサポートを制度として、まだ整えているわけではないです。ただ、他の企業と比較をして、確実に違うのは経営者との距離です。私自身も近くで見ていてあげないといけないと思っています。それは彼彼女らが、違う国に来て働いているわけですので、少し厚いケアをしてあげないといけないと常に気をかけています。今は物理的な席も私の近くにするようにしており、みんな10メートル以内に座っています。接点をできるだけ多くしてあげたいなという想いがあって、制度的にはまだ完備されているとは言えないですが、将来海外展開をしていく際に片腕になってほしいと思っています。
読者へのメッセージ
Q
A
アビタスは、ライフタイムキャリアサポート企業でありたいと思っています。
何かを学ぶというのは、大学を卒業するまでなのかというと、もちろんそうではないです。日本の大学教育、工学部とか理系は別ですが、経済学部などに関しては、そのクオリティーは非常に大きな問題があると思っています。簡単に言えば、日本の文系大学生はあまり勉強をしないです。そういう姿ではもはや本当に世界では戦っていけなくて、アメリカの教育プログラムを日本に入れようと思いました。品質の高さは、明らかに日本の教育とは違います。アビタスで勉強される方は、プログラムによって年齢層は違いますが、CPAだと30代前半、アメリカの弁護士プログラムだと30代後半、MBAでも30代半ばから後半です。決して年齢としては22歳より若い人たちではないですが、それでもビジネスの世界で仕事をする上で、プラスになる知識やスキルを提供していきたいです。また、その需要は日本だけでなく、アジア諸国にもあるので、良いアメリカの教育を日本及びアジアに提供していくことは非常に価値のある仕事だと思っています。まだまだ、その途上ですけど、続けていきたい、今はそのような気持ちです。
何かを学ぶというのは、大学を卒業するまでなのかというと、もちろんそうではないです。日本の大学教育、工学部とか理系は別ですが、経済学部などに関しては、そのクオリティーは非常に大きな問題があると思っています。簡単に言えば、日本の文系大学生はあまり勉強をしないです。そういう姿ではもはや本当に世界では戦っていけなくて、アメリカの教育プログラムを日本に入れようと思いました。品質の高さは、明らかに日本の教育とは違います。アビタスで勉強される方は、プログラムによって年齢層は違いますが、CPAだと30代前半、アメリカの弁護士プログラムだと30代後半、MBAでも30代半ばから後半です。決して年齢としては22歳より若い人たちではないですが、それでもビジネスの世界で仕事をする上で、プラスになる知識やスキルを提供していきたいです。また、その需要は日本だけでなく、アジア諸国にもあるので、良いアメリカの教育を日本及びアジアに提供していくことは非常に価値のある仕事だと思っています。まだまだ、その途上ですけど、続けていきたい、今はそのような気持ちです。
Q
A
私の気持ちとしては、アビタスは日本の会社として始まったけれども、気が付いたらアジアの会社に、アメリカの会社になっていって成長していけばいいのだと思っています。もちろん、売り上げがアメリカや中国でたっていかないと実現できないのですが、それがきちんと実現できれば、次のこの会社のマネジメントをする人はもしかしたらアメリカ人かもしれないし、中国人かもしれないし、香港人かもしれないし、私自身は僕が日本人だから日本の会社だからっていうこだわりは全くないです。すべてではないですが、多くの日本企業はやっぱり日本企業なのです。日本企業からなかなか脱しきれないのです。アビタスという会社はそういう会社にはなりたくはないし、そういう形・プロセスを経て発展していきたいので、海外出身だから何かハンディーキャップを負うとか、そういうのは決してない組織に育てていきたいなと考えています。そして、そんなアビタスと一緒に成長していってくれるような、気概の溢れた方と出会いたいと思っています。
取材:西川友邦