帝国酒店 ~来自学习院的中国人
Profile
姓名 (昵称) |
王前辈 |
---|---|
公司名 | 帝国酒店 |
职业 | 酒店管理 |
入社 | 2013年入社 |
帝国酒店,日本最高级的お・も・て・な・し,悠久厚重的历史,豪华舒适的套件,无微不至的服务,帝国酒店作为日本酒店业界“御三家”之一,终于迎来了一位来自中国的Lady,本次OG专访,让我们一起分享王前辈的就活故事。
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成長物語
从ARC日本语学校到学习院大学
虽然早稻田大学什么的在国内人气很高,但是学习院大学典雅安静的气质还是打动了王前辈。PS:学习院大学是日本皇族的指定大学,盛产气质美女~
帝国酒店,内定GET
凭借出众的日语能力,优雅的气质,丰富的经历,王前辈成为帝国酒店第一号综合职入社的中国人!小伙伴们有机会一定要去帝国酒店找前辈喝一杯呢~
2009
2010
2011
无比充实的大学生活
王前辈的大学生活可谓充实。从大二开始,王前辈开始有意识地让自己多接触日本社会。为此,她曾今打过很“高大上”的工,也参加过校外的社团活动。
国际化的帝国酒店
Q.
王
对,帝国酒店成立于1890年,虽然听起来十分保守和传统,但其最早就是作为日本政府招待外国宾客的“迎宾馆”而成立的。其实直到现在,我们40%左右的客户仍来自欧美。此外,我们还承办许多大型的国际会议。像2012年举办的IMF世界银行总会,帝国酒店就是主会场之一。当时把宴会厅布置成会议厅,还将一部分客房的床搬走改装成临时办公室,花了很多心血。所以我想公司聘用我这个外国人的原因,也是希望我能在国际业务上起到作用吧。
从ARC日本语学校到学习院大学
Q.
王
好的。我是2007年4月来日本,在ARC日本语学校学习了两年,2009年入学学习院大学的文学部,2012年5月拿到了帝国酒店的内定,2013年3月毕业,4月入社的。
Q.
王
其实我考的第一所大学就是学习院,然后就考上了,但是你也知道,在国内大家只认早稻田之类的(笑)。不过我当初觉得学习院也挺好的,在日本的名气和评价高,环境氛围不错,对留学生待遇也很好,所以我就去了。
什么才是”真・打工”
Q.
王
魅力的话,我觉得一是学校的环境单纯平静,地理位置好,交通方便;二是对留学生提供很多支持,包括丰厚的奖学金和学费减免制度。我认为这两个都是能让人静下心好好学习的不可缺因素。学习院自然绿化很多,校内建筑物的风格也很古典,给人一种优雅,恬淡的感觉。
Q.
王
大学时代说实话并没有什么特别努力的事情,非要说的话大概就是有努力丰富自己的经历和见识吧。从大二开始,我就有意识地让自己尝试各种新事物和更多地接触社会。像我打过不同的工,还有参加了一些校外的社团,比如早稻田大学的现代舞社团,还有东日本大地震赈灾的大学生志愿者社团。
Q.
王
我在宴会场和餐厅打过工,也当过中文老师和大学国际交流办公室的助手。进入大三后我也考虑过毕业后的就业问题,刚好那时有一家日本公司通过我以前的语言学校,想招中国留学生协助他们的中国事业,我去应聘后就进了这家公司。
Q.
王
这家公司名叫日医学館,主要经营养老护理和医疗培训方面的业务,是日本的医疗福祉产业中规模最大的公司。它这几年刚刚开展中国事业,当初招我们留学生也是希望我们毕业后能作为正式员工留下来工作。虽然最终我决定去帝国饭店,但在日医学馆打工的经验和所遇到的上司,都是我学生时代的宝贵财富。
Q.
王
倒不是营业。因为是刚刚成立的国际事业部,虽然是打工,但是做的事情和正社员并无差别。从文件和商品目录的翻译,到接待中国客人,参加展览会和会议等等。当然,像印名片订文具,端茶送水以及整理履历书,通知面试等总务部和人事部的工作我也做过一些。
Q.
王
对,在日企工作的常识和基础都是在这段时间积累的,而且与现在所做的行业不一样,也能有一些比较。我很感谢这段经历。不过说到行业这个问题,其实我并不是想从事服务业才进帝国酒店的(笑)。我是作为为数不多的综合职入社的,帝国酒店的综合职以经营管理方面为主,能经历不同的工作岗位,这比较吸引我。虽然现在的岗位是大堂前台,所谓服务的最前线,但是这都是作为新入社员必须经历的过程,所以现在主要是积累经验,打好基础。
Q.
王
在日本求职,专业与工作不对口是根本没关系的,企业基本不会在面试时因为你的专业与公司的业务无关就刷掉你。但影响和限制还是会有一点的。比如像我们文学部出来的,比较缺少经济金融类的知识,所以在就职时可能就很难去选择金融,银行之类的工作。
Q.
王
我觉得应该是个人的觉悟和努力吧。主要就是体现在你究竟有多么想争取。在就职活动中积极性也是非常重要的。
Q.
王
其实我投的简历算是比较少的,大概20家左右吧。第一次面试就被刷下来的次数很多,当时也觉得很有压力。
Q.
王
其实倒不全是这样。当初还是主要想进大手公司,一些挺有名的并且自己不反感的公司都会去报名。
Q.
王
我比较重视的是这个公司有没有开展中国的事业。倒不是因为希望以后能派回国工作,而是觉得自己作为一个留学生,希望可以在工作中发挥自己的长项。而且也考虑到一些公司因为有中国的业务,那么对他们来说采用留学生也有很多好处。假设一家公司在中国有事业,而另一家公司完全没有开展中国事业,那么身为留学生,选择前一家公司的话肯定更有自信。虽然身为一名留学生,但在求职时我并不想特意强调自己留学生的优势,与此相比我更希望放平常心,与日本人公平竞争。但是在求职的时候,开展中国事业的公司会相对比较好准备。
Q.
王
我是在就职活动中运气比较好的,虽然也经历了不少挫折,但是最终还是找到了一个自己满意的公司。我觉得找工作,自己“急不急”真的很重要。在日本的留学生中百分之七十都会选择回国,每年都有不少人因为没有好好准备就职活动而放弃了留在日本的机会。人各有志,如果真的珍惜在日本生活工作的机会,就会尽自己一切努力去办到。比如积极收集情报,参加各种面试练习,不轻言放弃很重要。事在人为,不要给自己留后路。
Q.
王
我认为作为一个留学生,我们面对最大的困难之一就是情报不足。因为我们很难做到交友的范围与日本同学一样广,而且与你在同一时间段准备就职的朋友可能并不多。所以只能靠参加校外的面试练习或是说明会,认识更多的求职同好,获得刺激与情报。
“就活”的奋斗!
Q.
王
我觉得在团体讨论(Group Disscution)上会比较吃力。因为对于外国人来说,要跟上日本人的思维进度,找到适当的发言时机(タイミング),以及察言观色拿捏分寸,都是不容易的。这方面我也并不擅长。
Q.
王
并不是,与大学相比要严格很多。毕竟在团体讨论时有面试官在,他会注意你的表现并且统计时间。大家必须分担工作,在规定时间内得出结论。身为留学生,毕竟我们是外国人,思维和表现都异于日本人,团体讨论将你一下子丢到日本人的团体中,分寸拿捏得不好的话会显得很突兀。我听说有些留学生会有比较强的自我主张,在发表时会花很长时间去强调自己的观点,这样就显得格格不入了。
Q.
王
在大学期间参加的两个社团对我来说并不适合,我也是抱着学习如何融入日本社会的目的而参加这些社团活动的,但是参加之后我发现很难与他们打成一片,也没多大意思。但是意外的是参加工作后发现日本社会其实也并没有想象中难融入,反而和同期们前辈们的关系都不错,也没有因为自己是外国人而感到不方便和不习惯。
Q.
王
我觉得日本公司聘用留学生的前提是,你必须具有不输给日本人的学力和资质,你和日本人是站在同一个起跑线上竞争的。大多数公司不可能因为你是外国人就给你优遇。当然,特别的期待还是会有的,毕竟身为留学生还是不一样。我在拿到内定后曾经问过人事部,为什么会选我,得到的答案是:虽然你是外国人,但你在各种面试考试中的成绩和表现与日本人并无差别。并且今后公司会加大力度开拓亚洲市场,相信你会是有用之材。
所以我认为日本公司招人的标准还是看个人的资质与能力,看你是否能达到他们要求的水平。他们首先把你当成一个普通的求职者来看待,然后才考虑到留学生这个身份,至于你能为公司的海外事业做特殊贡献?那是后话了。
在工作之后,我个人也有感觉到我的优势和不同之处。比如我的想法和发言会让上司和同事们觉得新鲜,以及现阶段,中文和我的中国人的身份可以让中国客人感到宾至如归安心不少。我曾经在值夜班时陪急病的中国客人去医院急诊,在发生地震时去安慰他们不要慌张。甚至还有中国客人告诉我她选择入住帝国酒店不仅是因为这里的名气,还因为她听说大堂前台有会说中文的员工。这些都让我意识和感悟到在这里工作和存在的意义。
Q.
王
我觉得应该努力扩大自己的圈子,这样更加便于得到更多的情报。以及,一切要靠自己积极行动。举一个例子来说,我们学校每年都会有一次很大型的面接练习会,请在各个企业工作的OBOG几百个人回来,为当年度就职的后辈进行辅导。但是当时我错过了报名机会,特别懊悔!于是我就自己租了一个办公室,请了两位在日本公司就职了的前辈来当面试官,给我和几位同学进行培训和练习。3个月后在拿到内定时也第一时间感谢了他们。所以我觉得主要还是看个人的觉悟和努力吧。即使错过了机会,也要想办法努力去弥补。很多事情只要你愿意去做,努力去做,肯定没有问题的。世上无难事,只怕有心人。
成長物語
ARC日本語学校から学習院大学へ
早稲田大学は中国国内では人気がありましたが、学習院大学の雅やかで静かな雰囲気に心を打たれた王先輩。PS:学習院大学は日本の皇族方が通われる大学で、おしとやかな女性を多く輩出しています~
帝国ホテルの内定をGET!
日本語力、おしとやかな気質、豊富な経験により王先輩は中国人で第一号の帝国ホテル総合職入社となりました!みなさん、機会があったら帝国ホテルに足を運んで王先輩と一杯飲みましょう~
2009
2010
2011
充実した大学生活
王先輩の大学生活はとても充実していたと言えます。王先輩は、大学2年生から意識的に日本社会に多く触れるようにしました。ハイレベルなアルバイト経験をはじめ、郊外のサークル活動にも参加しています。
国際化を進める帝国ホテル
Q.
王前辈
そうですね。帝国ホテルは1890年に成立して、聞いた限りでは保守的・伝統的ですが、実際は早くから日本政府が外国のお客様をお迎えする迎賓館として成立しました。実のところ、現在まで私たちの40%ほどのお客様は欧米から来ていただいています。その他にも、多くの大きな国際会議なども行われています。たとえば2012年のIMF世界銀行総会は帝国ホテルが主な会場の一つになっています。当時、宴会会場を会議室としてアレンジしたり、一部の客室のベッドを運んで臨時の事務室にしたりと、会場作りに心血を注ぎました。そのため、会社が外国人である私を採用した理由は、国際業務で力を発揮して欲しいと考えたからだと思います。
ARC日本語学校から学習院大学へ
Q.
王前辈
わかりました。私は2007年の4月に来日し、ARC日本語学校で2年間学んだあと、2009年に学習院大学の文学部に入学しました。2012年5月に帝国ホテルの内定をいただき、2013年3月に卒業、4月に入社しました。
Q.
王前辈
実は、一番最初に受験したのが学習院大学で、すぐに受かりました。皆さんも知っているように、中国国内では早稲田大学のような大学しか認知されていませんが(笑)でも、学習院大学もとてもいいなと思いました。というのも、日本での名声や評価が高く、環境や雰囲気もなかなか良いですし、留学生への待遇もとても良かったからです。そのため、学習院に行くことに決めました。
本当のアルバイトを知る(何を持って本当のアルバイトというのか)
Q.
王前辈
魅力だと、一つは学校の環境が落ち着いていて、地理的にも良く、交通が便利な点だと思います。2つ目に豊富な奨学金や減免制度も含め、留学生に対して援助が多いことです。私にとってこの2つは、どちらも心を落ち着かせ、しっかり学ぶ上で必要不可欠な要素だと思います。学習院には自然や緑が多く、校内の建物の風格も古典的で、上品さや落ち着きを感じさせるように思います。
Q.
王前辈
大学時代、実をいうとそこまで特別に努力したことはなかったですね。強いて言うなら、自分の経験と見識を深めることに注力しましたね。大学2年生の時に始めたのですが、意識的により多く新しいことや社会に触れる環境に自分を追い込んでいましたね。異なるアルバイトをしてみたり、早稲田大学のモダンダンスや東日本大震災の大学生ボランティアなどの校外のサークル活動に参加したりしていました。
Q.
王前辈
宴会場とレストランでアルバイト経験があります。また、中国語の教師や大学の国際交流センターの助手も担当しました。大学3年生になってから、卒業後の就職について考え始めました。ちょうどその時ある日本の会社が私の以前通っていた語学学校を通じて中国事業に協力してくれる中国人を募集しており、私は応募してすぐ会社に入りました。
Q.
王前辈
名前は日医学館といって、主に養老看護と医療育成の方面で経営しており、日本の医療福祉産業の中の最大規模の会社です。この数年で中国事業を展開しており、当初私たち留学生の採用の際も卒業後も正社員として残って仕事をしてほしいとのことでした。最終的に私は帝国ホテルに行くことを決めましたが、日医学館でのアルバイト経験と出会った上司はすべて私の学生時代の貴重な財産となりました。
Q.
王前辈
営業ではなかったですね。というのも成立したばかりの国際事業部でしたので、アルバイトとは言っても、正社員と同じような仕事をしていました。文献や商品目録の翻訳、中国人のお客様の対応、展覧会や会議などにも参加しました。もちろん、名刺印刷や文具の購入、お茶汲みから履歴書のまとめ、面接の連絡等もあり、総務部と人事部の仕事も行ったことがあります。
Q.
王前辈
そうですね。日系企業での仕事の際に必要な常識や基礎はこの間に吸収し学ぶことができたと思います。しかも、現在の業界とは異なってくるので、比較をすることもできます。この経験にはとても感謝しています。しかし、業界という点では、従事したい業界とは思えなかったので、帝国ホテルへの入社を決めました。私は数少ない総合職として入社しました。帝国ホテルの総合職は経営管理を主とし、異なる業務を経験することができます。こうしたことが私にとっては魅力的で、現在の仕事はフロントオフィスでのいわゆるサービスの最前線に携わっていますが、これらの仕事は新入社員全員が経験しなければいけない過程なので、経験を積み基礎作りに注力しています。
Q.
王前辈
日本での就職において、専攻と仕事内容が合わないことには、まったく問題ないのですが、専攻と会社の業務に関係がないと、基本的に面接はしないで落としますね。でも影響や制限はほんの少しだと思います。私は文学部出身なので、経済や金融の知識では足りないところがあるので、就職活動の際、金融や銀行という職選択は難しいものがありましたね。
Q.
王前辈
おそらく覚悟と努力だと考えています。大切なのはどれだけ(内々定を)勝ち取りたいという気持ちを表しているかでね。就職活動において積極性は非常に重要だと思います。
Q.
王前辈
実はESの提出数は少ないのですよ。大体20企業くらいですね。一次面接で落とされることも多く、当時は重圧が大きかったですね。
Q.
王前辈
すべてがそうではないですね。当初やはり大手企業に入りたいと考えていましたので、有名で合わないと感じない企業にはすべてエントリーしていました。
Q.
王前辈
私は企業が中国事業を展開しているかどうかを重要視していました。国に帰って仕事がしたいと思っていたわけではなく、一人の留学生として、仕事で自分の強みを発揮したいと思っていたからです。加えて、もし会社が中国業務を有していたら彼らにとっても留学生を採用することにメリットは沢山あるということも考慮に入れていました。仮にある会社には中国で事業があり、もう一つの会社はまったく中国事業を展開していないのなら、留学生としては、前者の会社を選ぶことで強い自信を持つことができます。一留学生として、意図的に自分の留学生としての強みを強調したくなく、私はあくまで平常心で、日本人と公平に競争したいと思っていました。しかし、就職活動をしている際は、中国展開をしている企業の方が準備をしやすかったですね。
Q.
王前辈
私は就職活動中、運が比較的良かったと思います。挫折経験は少なかったですが、最終的には自分の満足する会社を見つけることができました。仕事を見つけるためには自分が“急ぐか急がないか”が本当にとても重要だと思います。日本にいる留学生の70%は国へ帰ることを選択しますし、毎年就職活動をしっかり準備せず、日本に留まることを諦める人が多いです。もし日本で働く機会を大事にしているのなら、各々で志をしっかり持って、自分のすべてを出し切る努力をすべきです。たとえば積極的に情報収集したり、あらゆる面接に参加して練習したり、諦めないことが重要です。成功するかどうかは自分の努力次第で、自分に逃げ道を作ってはいけないと思います。
Q.
王前辈
一留学生として直面した最大の困難の一つは、情報不足だと思います。というのも、日本人学生のように交際範囲を広げるのはなかなか難しいことですし、就職活動の準備を行う友人も決して多くはないからです。なので、校外の面接練習もしくは説明会に参加し、就職活動を行う仲間と知り合って刺激を受けたり、情報を得たりするしかないのです。
“就活”での戦い
Q.
王前辈
グループディスカッションは苦労しましたね。というのも外国人の私が日本人の思考速度についていかねばならず、発言するにもちょうどいいタイミングを見つけなければなりません。また、グループのメンバーの様子を見ながら、それに合わせた発言をするのは簡単なことではありません。こうしたことも私は得意ではありませんでした。
Q.
王前辈
違いますね。大学の授業と比べるとずっと厳しいと思います。グループディスカッションの時は面接官も同席しており、意見や時間をチェックしています。みんな仕事を分担して、既定の時間内に結論を出さなければなりません。留学生として、結局自分たちは外国人なので、考えや表現方法は日本人とは異なってきます。グループディスカッションでは一瞬で日本人のグループの中で埋もれてしまい、うまく合わせることができなければ浮いて見えてしまいます。ある留学生は自己主張が強く、発表の時も自分の観点を長い時間強調しすぎてしまうと聞いたことがあります。そうなってしまうと、うまくとけ込めていないと見なされてしまいます。
Q.
王前辈
大学時代に参加した2つのサークルは私にはあまり合いませんでした。私も「どうすれば日本社会に溶け込めるか」という目的を持ってサークル活動に参加していました。しかし、参加したところ、やはり彼らと一体になるのは難しく、あまり面白くもありませんでした。けれど、仕事が始まると日本社会に溶け込むのは想像よりも難しくないと気づきました。同期や先輩方との関係も良好で、自分が外国人だからと言って違和感もないですね。
Q.
王前辈
日本企業が留学生を選定するにあたって、留学生は日本人と同じラインに立って競争するので、日本人に負けない学力と資質を持っている必要があります。多くの会社は外国人だからと言って優遇することはありません。もちろん、留学生は普通の学生とは違うので特別な期待はありますが、選考方法は同じです。内定を頂いた後、人事部の方になぜ採用してくださったのか伺ったことがあります。得た回答としては外国人ではあるけれども、面接試験の成績や表現は日本人となんら違いはないということでした。しかも今後会社はアジア市場に力を入れていきたいと考えていて、会社にとって役に立つ人材だと思ったためだということです。
そのため日本の会社の採用基準は、やはり人の資質や能力が彼らの求めているレベルに達しているかどうかだと考えています。彼らは、初めは一人の普通の求職者として見ています。それからやっと留学生としての立場を考慮してくれます。留学生の能力が会社の海外事業に特別な貢献をしてくれるかどうか判断するのは、後になってからなのです。
仕事を始めてから、自分の強みが他の人とは異なるということを実感するようになりました。たとえば、私の考えや発言が上司や同僚に新鮮味を与えたり、中国語を使えることや中国人ということで、中国人のお客様に安心感を与えることができます。以前夜勤を担当していた際、急病の中国人のお客様を病院の急診に連れていったこともありますし、地震が起きた際も不安を取り除き落ち着かせることもできました。中国人のお客様が帝国ホテルを選んだ理由として、ブランド力だけではなく、フロントに中国語のできる職員がいたことも理由の一つだと教えてくださいました。こうしたことはすべてここで働くこと、自分の存在意義を実感させるものになりました。
そのため日本の会社の採用基準は、やはり人の資質や能力が彼らの求めているレベルに達しているかどうかだと考えています。彼らは、初めは一人の普通の求職者として見ています。それからやっと留学生としての立場を考慮してくれます。留学生の能力が会社の海外事業に特別な貢献をしてくれるかどうか判断するのは、後になってからなのです。
仕事を始めてから、自分の強みが他の人とは異なるということを実感するようになりました。たとえば、私の考えや発言が上司や同僚に新鮮味を与えたり、中国語を使えることや中国人ということで、中国人のお客様に安心感を与えることができます。以前夜勤を担当していた際、急病の中国人のお客様を病院の急診に連れていったこともありますし、地震が起きた際も不安を取り除き落ち着かせることもできました。中国人のお客様が帝国ホテルを選んだ理由として、ブランド力だけではなく、フロントに中国語のできる職員がいたことも理由の一つだと教えてくださいました。こうしたことはすべてここで働くこと、自分の存在意義を実感させるものになりました。
Q.
王前辈
自らの輪を広げる努力をするべきだと思います。そうすれば、もっと多くの情報を得ることができると思います。また、すべては自分がどのくらい積極的に行動できるかだとも思います。例を出すと、私たちの学校では毎年一度大きな面接練習会が開かれます。企業にお勤めされている何百人ものOBOGに来ていただき、その年の就職活動をする後輩に指導を行ってくれるのです。しかし、当時エントリーするチャンスを逃してしまい、非常に後悔しました。そのため、私はオフィスを借り、日本企業に就職している先輩2人に面接官になっていただくようお願いし、ほかにも何人かクラスメイトに来てもらい特訓と練習を行いました。3か月後内定を頂いたときは、彼らに一番に感謝しました。なので、やはりその人の覚悟と努力によると思います。もしチャンスを逃しても、方法を考えて補てんする努力をすれば絶対に大丈夫だと思います。やる気さえあれば、世の中にはできないことはありません。頑張ってください。
インタビュー者:耿雨豪、吴茜妮
編集責任者:袁野、山崎
翻訳:岩名地春美
編集責任者:袁野、山崎
翻訳:岩名地春美